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企業は利益を上げるために存在するわけだけれども、その利益を上げる際に思うことがある。
利益は、ハード(物作り)ではなくソフト(規格)で決まる。
考えてみればいい、マイクロソフトもアップルもグーグルも物を作っているわけではないのですよ。
世界規格作っているだけ。
この世界規格、英語が世界標準語の段階で、日本は不利なわけだけれども。
木材業は木を切って削っているだけで、ソフトなんて関係ない。と思われるかもしれませんが、強度計算ができるようになって、無垢材が集成材や2×4部材に切り替わってきているのですよ。
少し調べたらわかるのですが、日本では木材の乾燥法一つとっても、ちゃんとした規格が無いのが現状なのです。
KD(人工乾燥)、AD(自然乾燥)、グリーン(未乾燥)となっていますが、KDだからちゃんと乾いているかと言うと?なのですよ。
人によっては含水計の使い方が正しくなかったり…
柱だって尺貫法の時代を引きずって、3.5寸(105角)、4寸(120角)を引きずっていますが、強度上の計算から出てきたサイズではないのですよ。
当然のことながら、輸出しようとした場合、このサイズ目当てで木を育て、製材しても、全く意味がないわけで。
各社がばらばらで、自分の所の製品が一番良いと言っている段階では…
不燃材もちゃんとした規格を作っていかないとだめだろうね。
そういう動きはあるのですが、何年かかるやら。