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台南地震で崩壊したビル、やはり鉄筋を抜いたり、柱を抜いたりしたみたいですね。
所で、RCや鉄筋の建築強度計算に有って、木造の強度計算に無い物がありますが分かりますか?
柱の鉛直荷重計算です。
木造建築はすべて横方向の計算しかありません。
在来、大壁工法、2×4の関係なく、梁の強度と、壁倍率しか存在していないのです。
なぜかと言うと、あるに決まっているからです。
比較的やわらかい杉の柱、標準的な間柱の大きさである105角の鉛直荷重強度でも3.9tあります。
建売クラスの、洋瓦で2t位と言えば、どれほどあるか分かりますかね?
一方で、横荷重はそこまでは無いので、梁どころか、柱ですら横荷重強度で強度が記されています。
阪神淡路でたくさん倒れたのでは?と言われるかと思いますが、柱が折れるポイントは、2階床部分で。少し考えればわかりますが、梁の差し込みで欠損があるうえ、屋根の動きと2階床面の動きが違うことで、横荷重がかかって折れます。
それ以外では、建物が傾いでそのまま倒れるのです。
つまり、柱が傾かない、つまり建物を傾がせないことが重要と言う事になります。
そこで、壁倍率が問題になるのです。
そうするに、ALL4寸(120角)柱だから頑丈、なんてことはないのです。
それで言ったら、90×45でできている、2×4はどうなるのだと。
当然、上記の条件はシロアリや腐った木には適応されませんが。
RCで鉄筋を抜くなんてそれと一緒ですので、倒れて当然ですが。
pS.お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りします。